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Eコマースを始める

Eコマースを始める。検索リテラシーが低い層へのリーチ

Eコマースには、大きく分けて《4つのチャネル》があります。
1. 楽天などのモールに出店する。
2. 自サイトで販売する。
3. アマゾン・マーケットプレイスを利用する。
(以上は物販の場合です)
4. リスティング広告を打つ(主にサービスなど来店を促進する場合)

web上にショップを開くときは、(1)のECモールに出店しますか? ナショナルプロダクツを売る単なる物販店が(2)のように自サイトでシステムを構築しても、とてもペイしないでしょう。
当所では、商品とサービスに応じて、(3)と(4)の方策を推奨します。。

モールは、Eコマースに特化したポータルサイトです。ウェブショッピングしようとしたとき、ともかくモールへ行って探せば見つかるだろうという形です。
検索エンジンの性能が良くないころは、ポータルサイトが重要な役割を果たしていました。楽天やYahoo!Japanの集客力が大変役に立ったのです。

モールではない販売チャネルが有効です

実店舗では、GMSが現れて地方都市の本町通商店街が、それこそ軒並みシャッター通りになりました。デパートも神通力を失って、福袋と駅弁しか売るものがなくなってしまいました。
そんな中、相変わらず集客を他人任せの店が楽天に飛びついたのでしょう。そのようなテナントが集まって肥大化した楽天は、見かけ上の売り上げ(モール全体の流通量)が膨大なものになりました。繁華街に出店する感覚の店が蝟集した、見せかけの繁栄。

もっとも、テナント料+売り上げロイヤリティ+決済手数料に加えて、配送料無料とかいってたらやはり赤字になりますけど。アマゾンは、自社で独自のロジスティック・システムを構築しています。日本全国の10か所を超える物流拠点を、インターネットを通じて有機的に運用することで、配送コストを軽減〈配送費という概念すらないでしょう〉しているのです。
もともと多品種少量の代表である、本の流通効率化が始まりでした。アマゾンが配送料無料を始めたのは、ビッグデータ収集が目的です。2000円以下の無料配送を中止したところを見ると、目的は達成されたのでしょう。

ECモールというビジネスモデルは崩壊しつつあります。中国お上御用達の百度と楽天が提携したそうです。生き残りに必死ですね、金儲けのためにはなりふり構わずですか‥‥。
楽天やソフトバンクは、見かけの売上高と株価の総額が大事な財産ですから、拡大するしか道はありません。やむを得ないことなのでしょう。
楽天カードで付与される、ポイントの有効期間は驚くほど短いそうです。そしてカードの解約方法が分からない、という声が聞こえます。マイナンバーがクレジットカードに紐づけられたらどうなるんだろう。

実店舗のショッピングセンターも、存在意義を失いかけています。日本最大級のモール、越谷レイクタウンはすでにテナントの半数が入れ替わり、あちこち櫛欠け状態です。
これからのバーチャルモールとの触れ込みだった、Second Lifeを見れば分かります。巨大になればなるほど使い勝手が悪くなるのです。

Eコマースとリスティング広告

物販のEコマースなら、(3)アマゾン・マーケットプレイスへの出品がいちばん確実かと思われます。とくにアマゾンのカスタマーレビューは、大変有効なユーザーとのコミュニケーションツールになります。

(4)のリスティング広告を打つときは、必ず対応したランディングページを作ります。(目的が来店促進では、モバイル用ランディングページにします)オフィシャルホームページに誘導すべきではありません。
リスティング広告をクリックするユーザーは、明確な目的があります。それに応えるページを表示しなければ目的を達成できないのです。
オフィシャルホームページは企業情報のためにあります。商品なりサービスを求めて、クリックしたユーザーにホームページを見せたら、コンバージョンどころではなく、反感を持たれてしまうでしょう。

リスティング広告・Eコマースなら、小手先の技術や見かけの新しさではない、マーケティングの本質を大切にするAIwebdesignへお問い合わせください。
ECサイト構築や、楽天用LPOページ制作ではなく、AdWords広告等のコミュニケーション施策でお手伝いをいたします。