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webマーケティング

webマーケティングのあり方、物量戦による広告・宣伝との決別へ

マーケティングは爆撃、セールスは地上戦に例えられることがあります。マスメディアを使った広告、SPならば物量戦による方面作戦(キャンペーン)で売ることもできました。しかしインターネットでは通じない手法です。

広告はお客の立場に立って作るとよく言われます。一面では真実ですし、そこがクリエイティブのコツでもあるのですが、しかしインターネットにそのまま持ち込んではいけません。
本音をいえば客の立場になんか立てっこないし、インターネットは従来のメディアと違って、一方通行の情報操作はできません。比べるのは、選ぶのは、決めるのはユーザーの判断です。美辞麗句など通じません。

バブル時に、生活提案型企業を目指すなんていう、白々しいコピーをよく見かけました。今そう言っていた企業は軒並み駄目になっています。
自分の生き方は自分で決めるものです。企業にライフスタイルを決めてもらうなんて、いらぬおせっかいです。ユーザーは企業の姿勢を、企業側が思っている以上に厳しく判断しています。ユーザーをあなどってはいけません。

個人にとって最も大切なものは「志」、企業で最も大事なものは「企業理念」と、私は考えます。企業経営の姿勢と商品の有用性で、売れゆきのほとんどは決まるべきでないでしょうか。

webはカオスの世界、玉石混淆の中で煌めくためには誠意です

この頃は業種をしぼって、効果のあるホームページを、簡単に安く作れると営業している業者が多いようです。これはCMSを使ったテンプレートです。
画像やスキンを替えて見た目の変化を付けていますが、驚くほどワンパターンが多いですね。肝心のコンテンツはすべて、どこかからパクってきた使い回しになります。
このような業者と違い、当所では1業1社を原則としています。同業他社の場合、お引き受けできないことがあります。

当所では、クライアントのコンセプトとポリシーを最重視します。しかし、お客様の求めるものとは微妙にズレや違いがあることも多いのです。(多くの場合お客様の勘違い、認識不足に由来します)
当所の役割は、そんなお客様に正しい情報、企業の本心からの信念を伝えることです。これは広告ではできません。ホームページが担うべきことなのです。

マスメディアを使ったPR活動も、もはやユーザーから見抜かれています。話題作り(B1グランプリ、ゆるキャラ 、無理繰理に拵えた名物で町おこし)なんて、一過性のものです。
だいたい経済波及効果やら、広告費換算いくらとかは、いくらでも嵩ましできますから。予算を付けるためだけの、実体のない言い訳に過ぎません。

かといって、何も社会に貢献しますなどと、大上段に振りかぶることはありません。貢献できるのは、お客様に対してだけ、分相応で充分です。エコだとかなんだとかの大風呂敷は、本当に胡散臭いですよね。
良いものを誠意を持って売るのであれば、取り繕ったような環境寄与も、見えすいた甘言も、客におもねることも不要です。商売を通して、自分にできることをやるだけでいいのです。

誠意のある企業姿勢というものは、必ずユーザーに届きます。高い志をもって、よいと信ずる商品を提供することが、ロイヤリティの高いユーザーから信頼を得る大道です。
策を弄してもだめです、お客様は見抜きます。ソニーの石鹸箱に似たiPodみたいな製品の販促で、ユーザーを装ったブログがフレームアップしたのでも実証済み。

当所の考え方に賛同される、数少ないと思われる企業にのみAIwebdesignのノウハウをご提供します。