Eコマースを始める
web上にショップを開くときは、モールに出店しますか? たしかに、ナショナルプロダクツを売る単なる物販店が自サイトでシステムを構築しても、とてもペイしないでしょう。
ウェブマーケティングはプッシュプルで言えば、完全にプルです。お客様がホームページに来てもらわなければどうにもならない。
インターネット上のホームページが数百億単位になると、自分が必要な情報を自力で探すのはもはや不可能となります。
そこで登場したのがYahoo!に代表される、ディレクトリー型のポータルサイトです。無数ともいえるホームページを分類整理して、分かりやすくしてあげましょうということです。
これは人力で行っていました。当然すべてを分類することはできませんから、取捨選択することになります。
与えられた情報だけで満足するという、日本人の性質に合っていたためYahoo!Japanは日本でのスタンダードになり、そこに登録されるということは一種のステイタスになったほどです。
モールもEコマースに特化したポータルサイトです。ウェブショッピングしようとしたとき、ともかくモールへ行って探せば見つかるだろうという形です。
検索エンジンの性能が良くないころは、ポータルサイトが重要な役割を果たしていました。楽天やYahoo!Japan の集客力が大変役に立ったのです。楽天に出店しておけば、努力しなくても客が来るだろうとの考えです、
仕入れて、そこに利益を掛けて売るという発想しかできない物販店が、まだまだ多いのかもしれません。GMSが現れて地方都市の本町通商店街がシャッター通りになりました。デパートも神通力を失って、福袋と駅弁しか売るものがなくなってしまいました。
そんな中、相変わらず集客を他人任せの店が楽天に飛びついたのでしょう。
そのようなテナントが集まって肥大化した楽天は、見かけ上の売り上げ(テナント料ではなく、モール全体)が膨大なものになりました。繁華街に出店する感覚の店が蝟集した、見せかけの繁栄。しかし今や、このビジネスモデルは崩壊しつつあります。
中国お上御用達の百度と楽天が提携したそうです。生き残りに必死ですね、金儲けのためにはなりふり構わずですか‥‥。楽天やソフトバンクは、見かけの売上高と株価の総額が大事な財産ですから、拡大するしか道はありません。やむを得ないことなのでしょう。
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